標高3,000メートルの立山連峰から豊かな水がそそぐ富山湾。 その海底に深く刻まれた藍瓶が育む海の幸。 その持ち味をあますところなくいかしたのが「十割煎餅」です。 ひと口ごとにあふれるやさしさとこだわり。 海産物を商う私たちだからこそできる 特別な一枚をぜひご賞味ください。
富山湾は種類が豊富で上質な魚が集まり育つといわれており、
ほかの湾ではあまり見られない以下の特徴から「天然の生簀（いけす）」と呼ばれています。
「浅層」河川水が混ざる低塩分濃度の沿岸表層水。「中層」対馬海峡から流れこむ温暖な対馬暖流水。「深層」水温1〜2℃を保つ寒冷な日本海固有水。これら特徴により、暖水系・寒水系を問わず、さまざまな魚たちがあつまってきます。
海岸からたった10〜20kmで、水深が1,000mまで落ちこむうえに、海底には藍瓶（あいがめ）といわれる谷が数多く刻まれます。このため、「白えび」や「紅ずわいがに」といった、富山湾を代表するような深海魚がすみなせるのです。
富山湾には、大小河川からの豊富な栄養分が流れ込みます。そのため、えさとなるプランクトンが豊富に繁殖するので、富山湾の魚はより旨みが強く、より肉付きが厚くなるのです。
創業昭和57年より30余年間･･･
海産物加工を生業としてきたわたしたち。
富山湾で獲れたさまざまな海の幸と、日々向きあう中、湧きあがってきたのが、「この富山のおいしさをもっと伝えたい」という想いでした。
さらには、「からだにやさしくありたい」という想いが深まり、度重なる思考錯誤のすえ、つくりあげたのが、このお煎餅。
名前は「十割煎餅」とし、富山湾産をはじめとした選りすぐりの海の幸のみを使用しているというメッセージと、お子様からお年寄りまで、全ての世代に愛されるお煎餅になってほしいという願いを込めています。
代表取締役社長愛場 秀孝
「白えび」と「甘えび」は富山湾産のもののみを、「紅ずわいがに」は富山湾産を中心に選りすぐった日本海産のもののみを使用しました。地元入善産の「米粉」や「黒豆千石」、黒部産の「いなきび」を使用。また富山湾のミネラル豊富な「海洋深層水」や富山産の「魚醤」でまろみをくわえ、富山の海山里の幸が存分にいきる、まじりけのないおいしさを追求しています。
わたしたちは、上質な北海道産の「馬鈴薯澱粉」を使用し米煎餅では得られない、軽い美味しさと食べやすさにこだわりました。何枚でも手がすすんでしまう、さくさくとした軽い食感は、食べるごとにおいしさもふくらみます。
「油で揚げるのではなく、弱火で素焼きし脂質を減らす。富山の穀物で色づけし、添加物はできるだけ使用しない。など、美味しさを追求したこだわりや、からだへのやさしさもしっかり。また、表面にはひし形の凸凹をつけ、もう一枚あと一枚と食欲をかきたてる、軽快な噛みごこちをつくりだしています。
白えび
立山連峰から豊かな水を運ぶ神通川と庄川。流れ込んだ先にできる藍瓶と呼ばれる海底谷、その奇跡の地形が生んだ富山湾の宝石「白えび」。富山湾産の白えびだけを使ったこだわりの煎餅。海産物を商う私たちだからこそできる特別な一枚をぜひご賞味ください。
甘えび
立山連峰から豊富な水が注ぎ込む富山湾。その凍るように冷たい海底に生息しお刺身でもいただける新鮮な一尾一尾をまるごとすりつぶし、たっぷりとくわえました。甘えびならではのとろけるようなおいしさが楽しめる一枚は、海産物を商う私たちだからこそできるこだわりの逸品です。
紅ずわいがに
秋から春先にかけ日本海沿岸でおこなわれるかにかご漁。水深1,000mより水揚げされた紅ずわいがにから選りすぐった良質な一杯をふんだんにくわえました。柔らかな身の甘みと鮮やかな殻の香ばしさが楽しめる一枚は、海産物を商う私たちだからこそできるこだわりの逸品です。
